労働トラブルを防ぐポイント⑤ ~退職時の注意点~

【説明】

 

労働者が退職する場合には、必ず退職届を提出させることが重要です。

 

 

【ここがポイント!】


労働トラブル防止という視点から考えた場合に、重要なポイントとして退職届の提出があります。


私の経験ですが、多くの労働トラブルは、雇用契約書の作成と退職届の提出によって防ぐことができます。

 

 

現実、自己都合で退職した労働者が、退職後に何らかの異議を申し立ててくることは結構あるものです。


退職後のトラブルは、労働者と直接接触する機会が非常に少なくなってしまいますので、退職届のような客観的書類が無いと、「言った」「言わない」の水掛け論になってしまい、トラブルを解決するのに多大な労力と時間を要してしまいます。

 

ですから、どんな理由であっても、労働者が退職する場合には、退職届を提出させることを会社内の制度として定着化させることが重要となります。

 

 

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