【説明】

使用者は、労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない、とされています。

【ここがポイント！】

男女雇用機会均等法では、労働者の募集及び採用に関して、性別にかかわら均等な機会を与えることを求めています。

まず、募集に関して、男女いずれかを排除することは違反となります。

従って、募集時の表現等は、注意が必要です。

例えば、男性を表す名称として、ウェイター、営業マン、カメラマンといった表現は、法律違反となります。

従って、「ウェイター・ウェイトレス募集」「営業職員（男女）募集」「カメラマン（男女）募集」といった、表現を用いる必要があります。

また、募集又は採用にあたっての条件を、男女異なるものにすることも、法律違反となります。

例えば、女性については未婚であること、自宅から勤務できる事、このような条件を課すことは違法となります。

このように労働者の募集及び採用にあたっては、男性、女性といった性別にかかわらず、均等で平等に行う必要があります。

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