技能実習生(外国人)を受け入れるための就業規則とは?

近年、外国人を技能実習生として受け入れている企業が増えています。

 

国内の労働力不足もあり、国はこれを推進していますし、 外国人労働者・技能実習生の労働環境について 監視の目も厳しくなっています。

 

今回は外国人労働者・技能実習生を雇用するにあたって 注意点について解説いたします。

労働基準法等の適用は外国人も日本人も同じです

近年、海外から技能実習生を受けている企業が多くなってきております。

 

また、現在日本は労働人口の減少により深刻な労働力不足となっておりますので、海外の労働力に頼る傾向は今後も強くなってくるかと思います。

 

 

ところで、技能実習生を雇用する場合の注意点は、技能実習生でもそれ以外の外国人を雇用する場合も同じですが、外国人だからといって特別な扱いは全くありません

 

というのは、労働基準法は、国内で働く全ての労働者を対象としています。

 

従って、仮に技能実習生であったとしても、日本人と同じ労働基準法等の法律が適用されます

 

ですから、技能実習生だから、例えば、最低賃金を下回って良いとか、法定労働時間を超えて労働させて良いとか、そのようなことは一切ありません。

 

技能実習生であっても、日本人と同じように労働基準法が適用される、これが大前提となりますので、まずこの点を正しくご理解下さい。

 

むしろ、技能実習生に関しては、現在は、法律的に監視の目が非常に厳しいので、法律の遵守をより意識することが重要なポイントになってきます。

 

 

【関連記事】 >>知って得する就業規則の作成7つのポイント

 

 

 

◆就業規則作成&変更チャンネルとは◆

 

002-1.jpg

 

就業規則は、作ることだけが目的となってしまいがちです。

 

しかし本当に大切なことは、 実際にどのように運用していくのか、 法改正・会社の実情などにどのように合わせていくのか、 ということです。

 

作成しただけできちんと運用していなかったり、 法律や実情に対応していないまま放置していると、 労働基準監督署からの指導が入る恐れがあるだけでなく、 社員から多額の賠償金・残業代請求などがされ 経営が危うくなる可能性があるのです。

 

会社を守り、 社員の雇用を守るためにも、 正しく適正な運用をしていただきたい・・・

 

の一助になれればとこのチャンネルをはじめました。

 

◆チャンネル登録はこちら

 

>>就業規則作成&変更チャンネル?

 

 

◆就業規則の作成・変更を依頼したい、運用のサポートをしてほしい、という方は、ぜひホームページもご覧ください。

 

>>オフィスまつもと 就業規則作成・変更サービス