健康保険 ~療養の給付~
【説明】
療養の給付には、診察、薬剤、手術等があります。
【ここがポイント!】
健康保険の保険給付につきましては、労災保険と同様、いくつかの給付制度が、定められています。
健康保険の保険給付の中で最も使用頻度が高いのは、「療養の給付」です。
言葉は、聞き馴れないかもしれませんが、風邪等で病院に診察等を受けることです。
自己負担額は、70歳未満の被保険者の場合は、現在では3割負担となっています。
これは重要なポイントとなりますが、健康保険は、あくまで業務外の事由の疾病又は負傷に対して給付を行いますので、業務上の災害による事由で、健康保険の給付を受けることはできません。
ちなみに、正常出産は、健康保険の療養の給付の範囲外となりますが、医師の手当を必要とする、帝王切開等の以上分娩は、健康保険の療養の給付の対象となります。
▼就業規則の見直しをご検討の方はこちら