休日 ～変形休日制について～
【説明】
４週間を通じて４日以上の休日を与える場合は、法律違反とはなりません。
【ここがポイント！】
業種によっては、１週間に１回の休日を与えることが困難な場合も考えられます。
そのような場合、変形休日制として４週間を通じて４日以上休日を与えている場合には、法律違反とはなりません。
つまり、第１週から第３週まで全く休日を与えなくても、第４週に休日を４日与えれば、法律違反とはならなくなります。
ただし、この場合でも法定労働時間の制限は受けます。
つまり、１週間で４０時間以上労働させることはできません。
従って、正社員等の所定労働時間が長い労働者の場合には、なかなか利用し辛いところもありますが、週によって業務の繁閑が著しい業種で、所定労働時間が短いパートタイマーやアルバイト労働者等の場合には、業務の効率性向上に利用すると良い場合もあるかと思います。
ちなみに、この４週を通じて４日以上の休日も、１週間で１日以上の休日同様、法定休日となります。
▼就業規則の見直しをご検討の方はこちら
