【説明】

休憩時間の長さは以下の通り労働時間によります。

１　労働時間が６時間以下のとき・・・休憩は必要ありません
２　労働時間が６時間を超え８時間以下のとき・・・少なくとも４５分

３　労働時間が８時間を超えるとき・・・少なくとも１時間

【ここがポイント！】

休憩時間は、上記の通り労働時間の長さによって決まります。

従って、１日の所定労働時間が８時間であれば、休憩時間は４５分間で良い事となります。

しかし、残業等で労働時間が８時間を超えた場合には、１時間の休憩が必要なので、さらに１５分の休憩を与える必要があります。

ちなみに、８時間を超える場合に１時間の休憩が必要になりますが、この場合、労働時間の上限はありません。つまり、極端な例で言うと、時間外労働が、１５時間、２０時間に及んでも、休憩時間は１時間で足りることとなります。

もちろん、健康管理上１時間以上の休憩を与えることは、差し支えありません。

ところで、所定労働時間が８時間の場合、休憩時間は４５分で良いので、休憩時間を４５分間で労働契約を締結することは全く問題ないのですが、先に書いたように時間外労働が発生した場合には、さらに１５分間の休憩を与える必要があるので、最初から休憩時間を１時間として労働契約を締結する方が、時間管理の面では楽かもしれませんね。

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