【説明】

賃金は、毎月１日から末日までの間に、少なくとも１回は支払うことが必要です。

【ここがポイント】

賃金は、１ヶ月に１回以上支払う必要があります。

ですから、例えば、２か月分まとめて支払う事は法律上許されません。

従って、たとえ使用者と労働者の間で、２か月に１回の賃金の支払い条件で合意したとしても、それは無効となります。

逆に言えば、毎月１回以上支払えば良いので、それ以上回数については、法律は関与しません。

また、１つの会社内で、労働者によって、月払い、週払い、日払い、と区分することも法律上問題ありません。

さらに、毎月１回以上の賃金を支払えば、Ａ労働者は１５日、Ｂ労働者は２５日というように、労働者によって支払い日を変えることも可能です。

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