労働時間 ~そもそも労働時間とは?~

【説明】


労働時間とは、労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間を言います。

 


【ここがポイント!】


労働時間に該当するか否かの判断は、使用者の指揮命令下に置かれているか否かにより客観的に判断されます。


つまり、実際に労働しているどうかではなく、使用者の指揮命令下置かれているかどうかが大きなポイントとなります。

 

 

例えば、トラック運転手が、荷物を降ろすにあたり、配送先の作業が終了するまでの手待時間は、実際に労働しているわけではありませんが、労働者は基本的に自由に行動することが出来ないため、使用者の指揮命令下に置かれていると言えるため、労働時間として取扱われます。


あと、朝礼等も就業時間内に行われれば、当然労働時間ですが、始業時刻前に行われる場合でも、出席が強制されている場合は、労働時間として取扱われます。


反対に、研修等で就業時間外に行われ、参加が自由で、不参加であっても不利益な取扱いをされない場合は、労働時間には該当しません。

 

 

労働時間に該当するか否かは一概に言えるわけでないので、それぞれのケースで判断していく事となりますが、使用者の指揮命令下に置かれているか否かが、判断の大きなポイントとなります。

 

 

▼就業規則の見直しをご検討の方はこちら

>> オフィスまつもと 就業規則変更・作成サービス