労働者の定義 ~労働者とは?~
【説明】
労働基準法では、「労働者」とは、職業の種類を問わず、事業又は事業所に使用される者で、賃金を支払われる者を言います。
【ここがポイント!】
労務管理を考える上で、そもそも「労働者とは何か?」が問題となります。
労働者の定義について、実務上重要な事は、「職業の種類を問わず、事業又は事業所に使用される者で、賃金を支払われる者」は、すべて労働者となり
ます。
正社員はもちろん、いわゆるパートタイマーやアルバイトも上記の定義にあてはまります。
つまり、正社員もパートタイマーやアルバイトと一般的に言われている非正規社員も、労働基準法では正社員と同じ「労働者」となります。
従って、「パートタイマーだから・・」「アルバイト・・・だから」と言って、身分のみで正社員と差別する事は法律違反となってしまいます。
この点は、労務管理を考える上で非常に重要な事項となりますので、正しくご理解下さい。
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