業種別 就業規則作成のポイント・注意点〈製造業・工場編〉

就業規則を作るとき、テンプレートなどを参考にされる方も多いですが 「これはうちの業界だと合わないよなぁ・・・」 と悩んでしまうこともあると思います。

 

でも業種ごとのテンプレートはなかなかありません。

 

そこで、就業規則作成のポイント・注意点などについて 業種ごとにまとめたシリーズを作りました。

 

今回は製造業・工場編です。

労災事故の危険性が高い業種と言えます

製造業の就業規則を作成する場合にポイントなってくるのが、労災事故に対する備えと言えます。

 

製造業は、建設業と並んで労災事故の発生率が高い業種と言えます。

 

製造業の場合、注意しなければならないのは、ひとえに製造業といっても、扱う機械とか作る対象物の違いによってリスクが全く違ってきます。

 

ですから、まず自社においてどのようなリスクが潜んでいるのか、を正しく認識することが必要となってきます。

 

 

そして、そのリスクを防止するためのルールを明文化することが重要となります。

 

現実問題として、工場長なり班長なりが、リスクをいくら口頭で伝えても、なかなか従業員の意識が高まらないところがあります。

 

ですから、リスク防止のためのルールを明文化すれば、それを守ろうという意識は高まってきます。

 

 

さらに、ルールが明文化されていれば、それを守らない従業員がいても、指導や注意する根拠があるため、指導や注意がしやすくなります。

 

製造業の場合、ちょっとした不注意が大きな事故に繋がってしまう危険性がありますので、労災事故防止の規定は重要なポイントとなります。

 

是非、ご参考になさって下さい。

 

 

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就業規則は、作ることだけが目的となってしまいがちです。

 

しかし本当に大切なことは、 実際にどのように運用していくのか、 法改正・会社の実情などにどのように合わせていくのか、 ということです。

 

作成しただけできちんと運用していなかったり、 法律や実情に対応していないまま放置していると、 労働基準監督署からの指導が入る恐れがあるだけでなく、 社員から多額の賠償金・残業代請求などがされ 経営が危うくなる可能性があるのです。

 

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