【説明】

使用者は、労働者名簿、賃金台帳、雇入、解雇、賃金その他労働関係に関する重要な書類を３年間保存する必要があります。

【ここがポイント！】

保存すべき重要な書類と３年間の起算日は以下の通りです。

１　労働者名簿　　起算日：労働者の死亡、退職又は解雇の日
２　賃金台帳　　起算日：各労働者について最後に記入した日

３　雇入れ（労働条件通知書等）又は退職に関する書類（退職届等）　起算日：労働者の退職又は死亡の日

４　災害補償に関する書類　　起算日：災害補償が終わった日
５　賃金その他労働関係に関する重要な書類　　起算日：その完結した日

※「その他労働関係に関する重要な書類」について具体的には、出勤簿、タイムカード、３６協定の協定書、変形労働時間制に関する協定書等があります。

賃金台帳等の帳票書類は、法律に則り作成し、必要な期間保存することにご注意下さい。

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