【説明】

休日に深夜労働させた場合には、６割以上の割増賃金が必要となります。

【ここがポイント！】

よく、「休日に８時間以上労働させた場合の割増率は？」という質問を受けます。

休日労働については、法定労働時間を考慮しないとされていますので、休日労働が１時間でも１０時間でも割増率は、同じ３割５分以上となります。

ただし、休日労働が深夜に及んだ場合には、深夜割増が加算されます。

従って、休日に深夜労働させた場合には、休日割増の３割５分、深夜割増の２割５分、合計で６割以上の割増率の割増賃金を支払う必要があります。

休日の深夜労働については、深夜割増の加算が見落とされるケースが多いので、是非ご注意下さい。

つまり、深夜に労働させた場合には、それが所定労働時間内であっても、時間外労働であっても、休日であっても、どんな状況でも深夜割増賃金が必要となります。

深夜割増は、どのような場合であっても、深夜に労働させた場合には、深夜割増が発生することとなります。

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