【説明】

年次有給休暇の賃金は、１平均賃金、２所定労働時間労働した場合に支払われる通常の賃金、３健康保険の標準報酬日額相当額の３つのうちからの選択となります。

【ここがポイント！】

年次有給休暇に対する賃金は、上記の３つのうちからの選択になります。

ただし、３の健康保険の標準報酬日額相当額を選択する場合には、労使の書面協定が必要となります。

最も一般的に使用されているのは、２の「所定労働時間労働した場合に支払われる通常の賃金」かと思います。

月給制の場合には、年次有給休暇を取得しても出勤したものとしてみなせばよいので、通常の月と同じ賃金を支払えば良いこととなります。

また、時給制の場合には、年次有給休暇を取得した日に、本来支払うべき賃金を支払うこととなります。

例えば、時給８００円で、当日５時間労働することとなっていたら、４，０００円の賃金を支払うこととなります。

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